東京大学「気候と社会連携研究機構」発足記念シンポジウム

第1部 「地球環境危機の克服に向けて─東京大学からの知の発信」

UTCCSシンポジウム 沖大幹 機構長の講演

羽角博康 地球システム変動研究部門

芳村圭 生態システム影響研究部門

瀬川浩司 人間システム応答研究部門

第1部パネルディスカッション

第2部「気候と生態系と社会研究の最前線」

吉森正和(地球システム変動研究部門)

岩田容子(生態システム影響研究部門 )

額定其労(人間システム応答研究部門)

藤森真一郎(京都大学工学研究科)

亀山康子(東京大学サステイナブル社会デザインセンター)

第2部パネルディスカッション

気候・生態系と社会の共進化を探る

開催にあたって

人間活動に起因する地球温暖化が社会自身へ与える負の影響を抑えるために、二酸化炭素の正味排出をゼロにするカーボンニュートラルが国際的な流れとなっています。気候変動あるいは地球温暖化の問題は、もはや自然科学の枠を超えています。気候変動の理解と予測および生態系への影響評価、将来の社会システム
デザイン、気候正義に代表される社会の格差解消、カーボンニュートラルに向けた行動変容など、さまざまなアプローチを包含するトランスフォーマティブサイエンスが求められています。

そこで、東京大学は2022年7月に「気候と社会連携研究機構」を設立し、変わりゆく気候のもとで持続可能な社会を実現するための自然科学・社会科学・人文学研究を展開することにいたしました。本シンポジウムは、連携機構にかかわる第一線の研究者らによる現状紹介と今後に向けた講演・パネルディスカッションをお届けします。

主催:東京大学 気候と社会連携研究機構

共催:文科省気候変動予測先端研究プログラム、グローバル水循環社会連携講座、科学研究費助成事業学術変革領域研究(A)「マクロ沿岸海洋学」

日時:2022年10月7日(金)14:00~17:30( 13:30開場)

場所:東京大学伊藤国際学術研究センター
https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/iirc/ja/