2022.12.22にエネルギー総合学連携研究機構との合同シンポジウムを開催します。
<シンポジウム概要>
【気候変動緩和と適応 ~社会とエネルギーのレジリエンス~】
日時:2022年12月22日(木)13:00~16:20
開催方式:Zoomウェビナー
概要:ロシアのウクライナ侵攻開始以降、国際的にエネルギー安全保障やエネルギー安定供給への関心が高まっている。現実のエネルギー政策には手詰まり感がある一方では、研究者側からは、様々なアイデアが提案され百家争鳴である。一方、毎年のように気候変動の影響は激甚化し、熱中症や水害などの災害も増加しつつある。
我々は、エネルギーの安定供給を実現しつつ、気候変動の緩和策と適応策、防災策を並行して進めていく必要がある。本シンポジウムでは特定の方向性を示すのではなく、様々な提案について学術的な観点から再検討し、今後の政策や技術に関する論議の参照点を提示し、更なる議論を喚起することを企図する。
参加登録:
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_4xaPzR0oTwi9wYSGcIK59w
問合せ先:
エネルギー総合学連携研究機構・気候と社会連携研究機構合同シンポジウム事務局
sympo-energy-climate-group@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
<プログラム>
13:00~13:10 挨拶 大久保 達也 東京大学 理事・副学長
13:10~13:15 挨拶 沖 大幹 気候と社会連携研究機構 機構長
13:15~13:35 講演1:激化する気候変動に向けた治水対策強化と水力発電の増強
関 克己 公益財団法人河川財団 理事長(元国交省水局長)
13:35~13:55 講演2:カーボンニュートラルと防災を軸とした「次世代のまちづくり」
平山 学 東京電力ホールディングス株式会社
エリアエネルギーイノベーション事業室 副室長
13:55~14:10 講演3:気候変動に対する再生可能エネルギーの期待と課題
田中 良 東京大学教養学部附属教養教育高度化機構 客員教授
(NTTアノードエナジー株式会社)
14:10~14:20 休憩
14:20~14:35 講演4:気候変動緩和に資する基盤的温暖化研究
渡部 雅浩 東京大学大気海洋研究所 教授
14:35~14:50 講演5:気候変動によって変化していく水災害
芳村 圭 東京大学生産技術研究所 教授
14:50~15:05 講演6:気候変動の適応策としてのエアコンとそのエネルギー消費」
井原 智彦 東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授
15:05~15:20 講演7:経済学の観点から見た気候変動適応問題
成田 大樹 東京大学大学院総合文化研究科 教授
15:20~15:30 休憩
15:30~16:15 パネルディスカッション
16:15~16:20 閉会挨拶 松橋 隆治 エネルギー総合学連携研究機構 機構長